玄奘の旅

『西遊記』の三蔵法師のモデルは、唐の玄奘(602~664)です。

玄奘は13才で出家して仏教教義の研究を始めました。しかしわからないことが多く,ついに27才の時にインドへ旅立ったのです。当時、唐は国外への旅を禁止していたので、ひそかに旅立ったのでした。

彼は中央アジアからカイバル峠を越えてインドに入り,ナーランダ僧院で6年間学びました。当時,ナーランダ僧院では約1万人の学生が学んでいたそうです。その後,南インドからデカン高原をまわっています。デカン高原では,石窟寺院で有名なエローラやアジャンタも訪れています。

彼がインドへ行った頃,ヴァルダナ朝がインド北部を統一していました。ハルシャ=ヴァルダナ王は玄奘の噂を聞き,彼と会見して厚遇しています。

帰路も陸路で,43才で長安に帰っています。16年目の帰国でした。当時,唐は太宗李世民の治世でした。太宗は勅令を出して玄奘に仏典の漢訳をさせました。玄奘は慈恩寺で18年間に渡って,1335巻の仏典漢訳を行いました。

仏教の教えの真髄が端的にあらわされた「般若心経」は,玄奘の漢訳なのです。

参考↓
http://www.baiyo.net/kaiseki/hajime.html#hajime

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